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「未来の働き方を考えよう ~人生は二回、生きられる」byちきりん

勧められてこの本を読みました。

今までの既存のライフプランでは、これからの時代は生きていくのが大変なんじゃない、という趣旨の本です。10代、20代、30代の人にはぜひ読んでもらいたい本です。

この本でのポイントは2つです。

 

①これからの寿命は100年!

最近売れている「ライフシフト」でも同じことが言われていますが、こちらの本の方が読みやすいので、まずこっちから読むことをお勧めします。

寿命は長くなるのか、ならないのか、もちろん未来のことは誰にもわからないけれど、可能性として、私たちの寿命は伸びてゆく。そうすると、老後の生活はどうなるのか、年金はもらえるのか、若い人でさえ、今では老後の生活を心配しています。

今までは、60歳で退職して、70代または、80代で亡くなった。年金のみの所得期間は10年から20年くらいでよかった。貯金もあれば、なんとか生きていける。でも、もし寿命が100年になったら、40年も所得のない期間ができてしまう。それでは困るから、退職年齢があがっていく。年金ももらえなくなるかもしれない、そう思うといつまでもいつまでも仕事を辞めることができなくなってしまう。

この本では、そういう考え方は、辛くないですか?という問題提起をしています。

著者は「これからはみんな、ストック型からフロー型にシフトしていく必要がある」といいます。つまり、退職までに資産をストックして、退職後にストックしたものを使い果たしていくのではなく、その場その場に適応して、稼げる力をつける必要がある、ということです。

 

②40代でキャリアチェンジ

40代で新しい働き方を探そう!という提案です。

20代の就活は、何のスキルも知識もない中で、組織に選んでもらうゲームだったが、40代ならいろいろな経験と知識をもって、20代のころとは違った目線で新しい働き方について考えることができるのでは、といっています。その間に仕事を数か月から数年くらい休憩して、自分がやりたかったことに時間を使ってもいいのでは、とも言っています。

 

この本を読んだ後、いろいろな人と今後の平均寿命の伸びや働き方について話したのですが、多くの人は、「そんなに寿命は伸びないよ!」といっていました。確かに私もそう思うところもあります。不健康な生活を送っていれば伸びないでしょうし、ストレスも多いですから。ただ一方で、今はiPS細胞の研究も本格化しています。多少、体の器官が悪くなったくらいなら、風邪と同じように治ってしまう時代が来ないとは言えません。

そしてもし仮にそれだけ長い人生が待っているとして、体の動く元気な時期を、すべて誰かの会社のために使って、お金が最後までなくならないかだけを考えるのは確かに苦しいかもな、と思いました。改めて、自分の今後のライフプランについて考えさせてくれた良書でした。