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「2022-これから10年、活躍できる人の条件」by 神田昌典

この本も人に勧められて読みました。経営のコンサルをやっていらっしゃる方の本です。

これからの時代を読み解く手がかりを示してくれると同時に、どうやったら私たちは上手くこの時代で活躍することができるのか、わかりやすく説明してくれています。

出版されてからすでに5年たっているので、残り5年ですが、それでも読む価値の高い本だと思います。特に20代、30代に読んで欲しい本です。

著者の前書きも面白いので、ほんの一部だけ紹介。

「私はこれから三年ほどで、新しい歴史サイクルがはじまると考えている。中略。そしてアジアという地域のあり方が、いまからはまったく想像できないほどに代わってしまうと予想している。中略。

 未来を切り開くためには、いま手にしているのものを潔く捨て去らなければならないタイミングがある。そうした気の早い人が新しい時代を担うリーダーとして飛躍するし、逆にタイミングを失う人は、表舞台から消えてなくなる。」

さらに、日本はこれから世界で、未来への水先案内人を務めることになるといいます。

 

この本から学べること

①未来の読み解き方を教えてくれる

歴史は70年周期で巡っている、という説があるようです。詳しくはこの本の中で説明されていますが、そうやってちょうど70年前に起きた出来事と、今をすり合わせて考えると、未来についても予想できるといっています。

それによると、2015年からは、新しい時代を創るための対話をすべき時期に入る。だからこの時期は、今後も引き継ぐ価値観と、手放すべき価値観について考える時期になるのだ、と。

②景気の読み方を教えてくれる

国の今後の景気動向を予測するためのシンプルな方法についても紹介してくれています。とてもシンプルで面白いので、ぜひ本書を読んでみてください。

それを基にすると、2020年以降、日本は若手の人口が減るばかりなので、日本経済は相当悪化すると予測されています。しかし、人口減少だからこそ起こるイノベーションもあるのではないかと、著者は言っています。高齢化問題に世界に先駆けて直面する日本だからこそ、今後世界で新しい、技術・サービスを生み出すことができる。

③商品のライフサイクルについて学べる

iPhoneを例に、商品のライフサイクルについて教えてくれます。

そして、製品のライフサイクルの中で一番重要分かれ道が、成熟期にあることを教えてくれます。成熟期に、製品のコンセプトを大幅に変えられなかった場合、その製品は徐々に衰退していくが、今までのコンセプトを引き継ぎながら、まったく新しい商品を生み出すことによって、再び花開くことがある。

 

そう言ったことを踏まえて、今後の働き方についても提案をしてくれているのですが、私は特に、この3つのことを学べたことが、この本を読んだ一番のメリットだと感じました。この本が、これからの時代を読み解くための一つの手がかりになるのではないかと思います。